山形銀行統合報告書2024 :: Pro-Act
29/74

VISION■■--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------お客さま本位の営業体制コンサルティングビジネスの強化と事業領域拡大-----------------------------------------------------本業利益の向上と金利上昇局面での経営人的資本経営/プロフェッショナル人財有価証券ポートフォリオの再構築DX戦略山形県はその傾向が顕著で、地域のお客さまはさまざまな不安を感じているはずです。だからこそ、当行はこれまで以上に地域やお客さまに対し真■に向き合い、地域ポテンシャルの最大化に取り組むことで成長を続ける必要があると認識しております。地域ポテンシャルの最大化と当行グループの企業価値向上の両立こそが第21次長期経営計画「Pro-Act」の位置づけであります。重点戦略_❶重点戦略_❷重点戦略_❸重点戦略_❹重点戦略_❺重点戦略_❻ 当行では、2021年12月に「サステナビリティ方針」および「環境・社会に配慮した投融資方針」を制定し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めております。 また、お客さまのSDGs経営を後押しすべく、株式会社SBI新生銀行と「サステナブルファイナンス分野における連携・協力に関する基本契約」を締結し、金融面に2024年4月〜2027年3月とどまらず、幅広い側面からお客さまのサステナビリティに係る取り組みを支援する体制を強化しました。 地域経済の持続的な成長に向けた取り組みとしては、2012年7月より「山形成長戦略プロジェクト」をスタートさせており、2017年2月からは、地域経済の持続的な成長と地域産業の育成に向け、専門機関と協働で製造業の課題解決に取り組む「〈やまぎん〉ものづくり技術力向上支援プログラム(MSP)」を継続的に展開しております。 今長計期間中においては、社会および地域から取り組みが強く求められ、かつ、当行グループの持続的な企業経営に重大な影響を及ぼすものをマテリアリティ(重点課題)と位置付けております。「サステナビリティ方針」におけるマテリアリティに基づき、重点的に取り組む項目にKPIを定め、サステナビリティ経営を強化してまいります。 これまで以上に多様化・複雑化する地域やお客さまの課題解決を図るため、高いコンサルティング機能と専門性を発揮できるプロフェッショナル人財の育成を強化するとともに、マネー・ローンダリングやテロ資金供与の防止、サイバー攻撃に対するセキュリティ強化への対応など、経営管理態勢強化についても引き続き取り組んでまいります。 当行は、職員の安定した生活やキャリアにおける成長機会の提供を経営理念に掲げております。人財は、競争力の源泉であるとともに、企業価値向上および地域経済発展に資する重要な資本であるとの認識のもと、人的資本の充実は、経営戦略を力強く推し進めていくための重点課題と位置付けております。こうした中、2030年長期ビジョンに向けた人事部門の取り組みにおいて、2023年5月、「プロ人財としての成長・活躍」、「挑戦・キャリア自律」、「ダイバーシティ推進」をコンセプトに人事制度を改定しました。この新しい人事制度のもと、従業員エンゲージメント向上を図り、職員一人一人の成長・生産性の向上を通じて、当行ならびに地域経済の成長・発展、そして持続可能な地域社会の実持続可能な地域社会の実現へ向けてサステナビリティ経営の強化第21次長期経営計画「Pro-Act」従業員との対話にも注力成長と変革の土台構築とプロフェッショナル人財の育成

元のページ  ../index.html#29

このブックを見る