山形銀行統合報告書2024 :: Pro-Act
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 森林整備と環境負荷軽減に向けた取り組み森林保全活動ぐるっと花笠の森 ATM相互利用サービス「ぐるっと花笠ネット」で業務提携している山形信用金庫、米沢信用金庫、新庄信用金庫、鶴岡信用金庫と連携し、2010年度より植栽や下刈りなどの森づくり活動を行っております。2023年度は、新庄・山形・米沢地区において活動を行いました。本活動におけるCO₂森林吸収量は、2023年度実績0.87t-CO₂となりました。 環境保全活動 2008年12月に制定した「環境方針」および「環境行動指針」について、2021年12月、サステナビリティの要素を盛り込んだ内容へ改定いたしました。環境保全活動に対する当行の基本的な考え方を明確化し、活動への動機づけ強化を目的とするとともに、本環境方針のもと、これまで以上に積極的かつ継続的に環境保全活動を行ってまいります。■■TOPICS ❶ 森林保全への取り組みに優れた企業として、林野庁が顕彰する「森林×脱炭素チャレンジ2023」森林づくり部門において、東北初となる「優秀賞(林野庁長官賞)」を受賞しました。地域の豊かな自然を守り、環境に配慮した活動の実践により環境負荷の軽減に努めてまいります。TOPICS ❷山形銀行は、「地域とともに成長発展する」という経営理念のもと、地域社会の一員として企業の社会的責任を果たすべく、持続可能な地域社会の実現に向けた環境保全活動に継続的に取り組んでまいります。❶ 環境保全に関連する法律、規則、協定などを遵守します。❷ 持続可能な地域社会の実現に向け、省資源、省エネルギーを推進し、環境に配慮した活動の実践により環境負荷の軽減に努めます。❸ 環境保全に配慮した金融商品および金融サービス等を通じて、環境保全に取り組むお客さまを支援します。❹ 環境保全や気候変動問題に対する取り組みを推進するための体制を整備するとともに、役職員一人ひとりが環境に関する認識を深め、地域社会の環境保全活動に取り組みます。❺ この環境方針を役職員全員に周知徹底し、一般にも公開します。持続可能な社会実現に向けてSUSTAINABLE EFFORT金融業務を通して豊かな自然環境を守るとともに、気候変動への対応に取り組み、環境への負担軽減に努めてまいります。環境方針環境行動指針森林×脱炭素チャレンジ2023「優秀賞」受賞山形県CO₂森林吸収量認証書を拝受 2023年度に森林整備を行った森林が、CO₂を吸収し地球温暖化の防止に貢献したことを認証し、山形県より「山形県CO₂森林吸収量認証書」を拝受しました。やまぎん蔵王国定公園の森における整備面積45.40ヘクタールにおける間伐作業として、年度内CO₂森林吸収量は、423.20t-CO₂となりました。再生可能エネルギー由来の電力「やまがた水力プレミアム」を導入 2024年1月、当行における脱炭素社会の実現に向けた取り組みの一環として、本店ビル新築建て替え工事に伴う仮移転先である旅篭町ビルで使用する電力について、東北電力が提供する再生可能エネルギー「やまがた水力プレミアム」を導入しました。環境保全と気候変動への対応

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