山形銀行統合報告書2024 :: Pro-Act
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 当行では、第17次長期経営計画において、重点課題の一つとして掲げた「地域価値の創造」の実現に向け、「山形成長戦略プロジェクト」を立ち上げました。2012年7月より「山形成長戦略チーム(TRY=Team Rising Yamagata)」(2015年よりチームから室へ昇格)を設置し、銀行の通常業務からは完全に切り離した活動を展開してまいりました。 山形県の成長のため、将来起こり得る県内GDPおよび雇用の減少を現状並みに維持することを数値目標とし、産業の黒子ではなく、当行自らが産業の主体となって新たなビジネスを創造し、地域経済の活性化を図るための活動を行ってまいりました。慶應義塾大学先端生命科学研究所を中核としたバイオクラスターの形成世界最先端のメタボローム解析技術の集積と活用産学官金による蓄電関連企業の集積地形成世界最先端のリチウムイオン電池開発公益的施設も備えた新本店ビル(2026年春頃完成予定)雇用の維持・創出経済活性化お客さまの付加価値向上健康を軸としたまちづくり「かみのやまワインの郷プロジェクト」地域資源“ワイン用ぶどう”の掘り起こし医療・住宅・商業が融合した都市本業支援・取引拡大地域社会全体の持続的な発展地方創生当行の収益力・存在価値向上成長産業の育成地域貢献06Project 01Project 03Project 02Project 04[活動目的]1.山形県内の地域資源を活用し、これまでにない新産業を  創出する2.新産業の創出により、県内の雇用を維持・拡大させる3.地域の将来を支える産業・企業をサポートするバイオサイエンスパーク構想(鶴岡市)飯豊電池バレー構想(飯豊町・米沢市)「山形成長戦略プロジェクト」の目的 「地域の成長なくして当行の発展はない」という考えのもと、黒子ではなく、当行自らが産業の主体となって新たなビジネスを創造し、地域経済の活性化を図る。リーディングプロジェクト滞在型ヘルスツーリズムシティ構築(上山市)メディカルタウンの形成(川西町)地域をもっと豊かに「山形成長戦略プロジェクト」の発展01ADVANTAGE山形銀行の強みADVANTAGE

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